​amazarashi
馬鹿騒ぎはもう終わり (Bakasawagi Wa Mouowari)
​amazarashi「馬鹿騒ぎはもう終わり」歌詞

[Verse 1]
今日が壊れて もう、お開きの時間だ
散らかった部屋を出て デッキで最後の一杯
君はまだ若い風を シャツの裾に飼っていて
朝がやがて来るはずの 地平線をそっと撫でる
馬鹿騒ぎはもう終わり
馬鹿騒ぎはもう終わり

[Verse 2]
ラグの模様が変わってら ピザソースとビールで
時に汚した人生は 書き直したことにして
ふしだらな政治家に 怒るのは分かるけど
ワイン瓶で割ったテレビ 弁償はしてもらうぜ
馬鹿騒ぎはもう終わり
馬鹿騒ぎはもう終わり

[Chorus]
時に自分を失った気になるよ
抗うつ剤や手の温みや給付金や
不在届や自身の不在やいや
砂嵐 胸騒ぎ 今は亡き 17歳
馬鹿騒ぎはもう終わり
馬鹿騒ぎはもう終わり

[Verse 3]
読みかけスワン家のほうへ ゴミ箱のコンドーム
便所で寝てる友人 いや、あんた誰だっけ
どこまでも行けるけれど、あえて行かないって顔で
この世界に腰掛けては 退屈と飲み交わした
馬鹿騒ぎはもう終わり
馬鹿騒ぎはもう終わり

[Verse 4]
僕らの片手では 取りこぼしてしまうんだ
ほら、たった今落とした 車のキーみたいにね
「止めておきな 死んじまうよ」 君が可笑しそうに言う
「止めておきな 死んじまうよ」 確かにね 確かにね

[Chorus]
時に自分を失った気になるよ
晴れた土日やアルコールやセロトニンや
深い眠りや海底は暗いやいや
砂嵐 胸騒ぎ 今は亡き 17歳
馬鹿騒ぎはもう終わり
馬鹿騒ぎはもう終わり

[Verse 5]
頭痛だけが残った狂熱 真夏に干上がるいつかの夢
散らばった野心と向こう見ず 微笑みと無防備な迎合
正しさは時々ヒステリー 線路の 朽ちてゆく枕木
五月の湿った土の匂い 影踏みというより影踏まれ

[Bridge]
片づけが終わったら 朝が来たら
僕らはどこに 向かうんだろう
それはね それはね 君がつぶやく
「それぞれの人生に戻るの」

[Outro]
馬鹿騒ぎはもう終わり
馬鹿騒ぎはもう終わり
馬鹿騒ぎはもう終わり