​amazarashi
太陽の羽化 (Taiyou No Uka)
​amazarashi「太陽の羽化」歌詞

[Verse 1]
群生するススキが
気が狂ったように手招きしてる
日差しは赤味がかり
夏では写せないものを露わにする
それは そろそろ訪れる 太陽の羽化
状態としての生をボンネットに縫い付けて
身体を輸送する僕は
誰かが描いた白線に沿って
風景にこびりついた憂鬱
とたんに思い出が痙攣する

[Verse 2]
砂漠に埋まった貝殻で指を切る
今日も来る 暗色の悲しい兆し
ついに訪れる 太陽の羽化
だけど 片方だけ 翅はなかった

[Verse 3]
季節ならさっき出て行った
つまらない歌を置いてった
僕らは遠く離れた
取り返しのつかないほど

[Verse 4]
浮かぶことを諦めた
太陽が町を照らした
始まることをやめた今日が
いつもの日常の振りした