初音ミク (Hatsune Miku)
夜の帳が落ちる (Yoru no Tobari ga Ochiru/Night’s book falls)
[balloon「夜の帳が落ちる (ft. 初音ミク)」歌詞]

ねじれた語弊を振りまいて ただ溢れた意識を問うばかり
夜の街に響く声を また拾ってあなたはどうするの ねぇ

他人の様な心では 浅い同情なんて意味もないわ
安い文句並べては また呆れた意見を乞うばかり

本を開いて 栞を挟んだふりをした
冷めた目をした 空から落ちて

魚の涙に溶け込んで 鱗は剥がれて落ちてった
やましい心を隠したら 見せる見せる顔もないな
言葉をどこかに捨てたなら いつまで経ってもちぐはぐだ
朱色の景色に騙されて 夢の中に消えていく

まばらに耳を傾けて また並んだ意見に沿うばかり
枯れた海に消えた声は ただそのまま沈んで忘れられ

他人の様な心では 浅い感情なんて価値も無いわ
穴の空いた傘持てば すぐ溢れた意識が落ちてくる

ばけつの底に 心を預けたふりをした
無機質な目に 突き放されて

優しい末路に逃げ込んで 不埒な病をただ背負って
やましい心を見せたなら 暮れる暮れる事も無いな
それでも変わらず沈むなら いつまで経っても待つばかり
1人の気持ちも偽って 誰も彼も知らないまま

下心に踊って作り話を囁いて 心の隙間に宛がう
結んだおもりはただ静かに底へ歩いて 振り向く事などない様だ

魚の涙に溶け込んで 鱗は剥がれて落ちてった
やましい心を隠したら 見せる見せる顔もないな
言葉をどこかに捨てたなら いつまで経ってもちぐはぐだ
朱色の景色に騙されて 独り言の様に 夢の中に消えていく
魚の涙に溶け込んで
不埒な病をただ背負って