初音ミク (Hatsune Miku)
サヨナラスイングバイ (electrical flowlight remix)
昨日を抱えて 明日を機体に映す
ずっと見上げてた 青い層は私の真下
ずっと向こうに 金星が輝いてる
イオンエンジンで どこまでも加速していく

第一宇宙速度は昔
とうの昔 通り過ぎた速度 帰れないの
ここは宇宙線の匂がするよ
そっちはどんな天気なの? オリオン座は見える?
キミに手を振る

輝いて 輝いて 輝いて
流れ星のように 夜空を
墜ちていく 墜ちていく 墜ちていく
宇宙から地球へ 歸るの
燦いて 燦いて 燦いて
青色の重力に引かれ
燃え尽きる 燃え尽きる 燃え尽きる
大気に私がとけてく

揺れるパルサー 凍えるブラックホール
届く光に ときめきを感じてる
もっと進めば いつかは辿りつける
軌道修正の信号を 頼りに進むの

第二宇宙速度はいつか
いつのまにか 消えていた刹那 戻れないの
ここは空も雲も地面もないよ
いつか帰るその時 どんな顔してくれる?
急いで、帰ろ。
星空は 藍色に 凍えてて
天の川はいつだって背後
月影が 朧気に 立ち留まる
もう最後のスイングバイ さよなら、
恒星が 白色に 輝いて
私の目を眩ませる いつか
交信が 消えたって いつまでも
忘れない 忘れられない…

輝いて 輝いて 輝いて
流れ星のように 夜空を
墜ちていく 墜ちていく 墜ちていく
宇宙から地球へ 歸るの
燦いて 燦いて 燦いて
青色の重力に引かれ
燃え尽きる 燃え尽きる 燃え尽きる
大気に私がとけてく