King Gnu
傘 | Umbrella
さよなら ハイになったふりしたって
心模様は 土砂降りだよ
傘も持たずにどこへ行くの?
あれこれ 不安になったって
どうしようもない ”運命でしょ?”
曇りガラス越しのあなたには
もう何も届いちゃいない

3回目のアラームで
ようやく起き上がれそうな朝
眠い目を擦りながら
顔を洗って コーヒーを流し込め

運命なんてハナから
信じきれやしないよな
深読みのし過ぎばかりじゃ
満たされやしなくて

もっと話したいんだ
もっと近づきたいんだ
遠くで眺めていたくは無いよな
どんな時だって

さよなら ハイになったふりしたって
心模様は 土砂降りだよ
傘も持たずにどこへ行くの?
あれこれ 不安になったって
どうしようもない ”運命でしょ?”
曇りガラス越しのあなたには
もう何も届いちゃいない
ガラス片を避けながら
直行直帰 寝落ちる毎日さ
満員電車に息を潜め
鳴り響いたベルが発車の合図さ
つないだ手確かめた
確かに僕らここに居たのさ
寄せては返す波の中を
必死に立っていたんだ
ゴールなんかありはしないよな
ただのレースとは違うよな
巷で流れるラブソングのようにはいかないね

さよなら ハイになったふりしたって
心模様は 土砂降りだよ
傘も持たずにどこへ行くの?
あれこれ 不安になったって
どうしようもない ”運命でしょ?”
曇りガラス越しのあなたには
もう何も届いちゃいないんだ

結局は愛がどうとかわからないよ未だに
そう言い放った自分の頼りない背中を見た

さよなら ハイになったふりしたって
心模様は 土砂降りだよ
傘も持たずにどこへ行くの?
あれこれ 不安になったって
どうしようもない ”運命でしょ?”
曇りガラス越しのあなたには
もう何も届いちゃいないんだ