いとうかなこ (ITO KANAKO)
Fates Fall
強く強く輝いて消えた
流れ星 ほら 生命(いのち)が燃える

何かに怯え走り続けた
その虚しさの静寂(しじま)に
「何を見て何を探してきた?」
自分の声がただ響く

幾千万の星の中で
惹かれて出逢った 守護者(まもりて)たちよ

廻(まわ)る廻る刻の輪の中で
自分の弱さ強さの先に
同じ空 誰かが見上げてる そう信じて
消されない 虹の 奇跡が届けと

冷たい指で涙拭った
あの日には もう帰れない
水平線目指して 飛び立つ
自分の願いを抱いて(いだいて)

幾千万の星に呼ばれ
交わりすれ違う 守護者(まもりて)たちよ

廻る廻る刻に抗って
未来を願ってもいいですか
儚さから目を逸らし 手繰り寄せる運命(みち)の
階(きざはし)の向こう かける希望(きぼう)
数多(あまた)の光 数多の生命
徒(いたず)らに 散らさないように
そっと触れた記憶 胸に熱く灯し
約束の地へ もう 振り返らずに

希(こいねが)う歌は 空高く
世界に銀河に広がってく
それがいつか風となり消えて
新たな日が始まる

超えていく 刻の輪の中で
確かに刻みつけたキラメキ
同じ空 誰かが見上げてる 信じたから
消されない 虹の 軌跡残した