​iri
染 (Shimi)
[iri「染」歌詞]

[Verse 1]
君が吸い込まれた
駅流るる人ごみ
揉み消された君は
手を振ろうとしていた
懐かしい街が今
見知らぬ夢の中
むだに力む腕には
気づかずに眠る

[Pre-Chorus]
朝のざわめき
読み返すただ履歴
蘇る妙な奇跡が溢れてく
儚い夜の香り
吸い込めずに
ほろり思い出すのは
どんな色

[Chorus]
遠い昔のことのようで
そうでもないね
染みついてしまった
当たり前が今年はないね
それでも夏は過ぎ去っていくんだよ
[Verse 2]
用もなく歩いた
東へ沈むまま
古いビルの角に
消えていくあかり
味気ない風がまた
引きずる僕をただ
止めどない笑い声が
もどかしく響く

[Pre-Chorus]
夜の煌めき
慣れない日々は続き
たらないくせに
デタラメを重ねてく
当てない想いを綴り
情けないと今日も笑い
覚えてるのさ、どんな日も

[Chorus]
遠い昔のことのようで
そうでもなくて
知りすぎてしまった
当たり前が今年はないね
それでも夏は過ぎ去っていく
忘れた頃に君に会えた
変わらないから抱き合ってしまった
あたたかな風が吹いて
涙が漏れて笑い合ってしまったんだ