米津玄師 (Kenshi Yonezu)
月を見ていた (Tsuki Wo Miteita - Moongazing)
​[米津玄師「月を見ていた」歌詞]

[Verse 1]
月明かり柳が揺れる
わたしは路傍の礫
思い馳せるあなたの姿
羊を数えるように

[Verse 2]
別れゆく意味があるなら
せめて悲しまないで
沈黙 (しじま) から離れた空へ
一筋の愛を込めて

[Pre-Chorus]
どんな夜だって 失い続けたって
共に生きてきたろう 瞬くように

[Chorus]
何かを求めて月を見ていた
嵐に怯えるわたしの前に
現れたのがあなたでよかった
まるで何もかもがなかったかのように
この火は消えたりしない きっと

[Verse 3]
その窓を風が叩けば
僅かに開け放して
ただひとつ そうただひとつ
語り得ぬ声で叫ぶ
[Pre-Chorus]
生まれ変わったとして
思い出せなくたって
見つけてみせるだろう
あなたの姿

[Chorus]
全てを燃やして月を見ていた
誰かがそれを憐れむとしても
あなたがいれば幸せだったんだ
およそ正しくなどなかったとしても
消えたりしない

[Bridge]
名前を呼んで もう一度だけ
優しく包むその柔い声で
月を頼りに掴んだ枝が あなただった
あなただった

[Chorus]
何かを求めて月を見ていた
嵐に怯えるわたしの前に
現れたのがあなたでよかった
まるで何もかもがなかったかのように
この火は消えたりしない きっと