米津玄師 (Kenshi Yonezu)
カナリヤ (Canary)
[米津玄師「カナリヤ」歌詞]

[ヴァース 1]
ありふれた毎日が 懐かしくなるほど
くすぶり沈む夜に揺れる
花を見つめていた

[ヴァース 2]
人いきれの中を あなたと歩いたこと
振り向きざまに笑う顔を
何故か思い出した

[プリコーラス]
カナリヤが鳴きだす四月の末の
誰もが忘れていく白いプロムナード
あなたの指先が震えていることを
覚えていたいと思う

[コーラス]
いいよ あなたとなら いいよ
二度とこの場所には帰れないとしても
あなたとなら いいよ
歩いていこう 最後まで

[ヴァース 3]
転げ落ちて割れた グラスを拾うあなた
その瞳には涙が浮かぶ
何も言わないまま
[プリコーラス]
カナリヤが消えていく五月の末の
木の葉が響き合う湖畔の隅っこ
あなたを何より支えていたいと
強く 強く 思う

[コーラス]
いいよ あなただから いいよ
誰も二人のことを見つけないとしても
あなただから いいよ
はためく風の呼ぶ方へ

[ブリッジ]
あなたも わたしも 変わってしまうでしょう
時には諍い 傷つけ合うでしょう
見失うそのたびに恋をして
確かめ合いたい
いいよ あなたとなら いいよ
もしも最後に何もなくても
いいよ

[コーラス]
いいよ あなただから いいよ
誰も二人のことを見つけないとしても
あなただから いいよ
歩いていこう 最後まで
[アウトロ]
はためく風の呼ぶ方へ