米津玄師 (Kenshi Yonezu)
WOODEN DOLL
[​米津玄師「WOODEN DOLL」歌詞]

さあ、心の向こうへ行こうぜチンドン屋の行列に絡まって
もう、ありとあらゆる不幸を吸い込んだような顔してないで

ああ、恐ろしいことばっかだ楽しむことさえもそう
もう、後になって思い出にぶん殴られるのが嫌なんだ

絶望や諦観がどれほどの痛みを生むのか
他の誰かにわからないあなただけが正しさを持っている

ちゃんと話してよ大きな声でさあ目を開いて わっはっはは
自分嫌いのあなたのことを愛する僕も嫌いなの?
いつだってそうだ心臓の奥で誰彼彼も見下しては
見下される恐ろしさに苛まれて動けずに

もう、黙り込んだ方がお得だ否定されるくらいなら
その内に気づくんだ何も言えない自分に

愛情や友情はあなたがいくら疑えど
一方的に与えられてあなたが決められるものじゃないや

ちゃんと笑ってよカウチにかけてお腹抱えて わっはっはは
そんな寂しいこと言わないでよさも知ったげにも俯いてさ
真っ赤っかな嘘撒き散らしては嘘に嘘つき塗り重ね
どうにもならず追い込まれて 傷つく前に逃げ出して
あなたが思うほどあなたは悪くない
誰かのせいってこともきっとある
痛みを呪うのをやめろとは言わないよ
それはもうあなたの一部だろ
でもね、失くしたものにしか目を向けてないけど
誰かがくれたもの数えたことある?
忘れてしまったなら 無理にでも思い出して
じゃないと僕は悲しいや

ちゃんと話してよ大きな声でさあ目を開いて わっはっはは
自分嫌いのあなたのことを愛する僕も嫌いなの?
いつだってそうだ心臓の奥で誰彼彼も見下しては
見下される恐ろしさに苛まれて動けずに

どこにもないと泣く前にさ
目の前の僕をちゃんと見つめてよ