米津玄師 (Kenshi Yonezu)
リビングデッド・ユース (Living Death Youth)
​[米津玄師「リビングデッド・ユース」歌詞]

さあ目を閉じたまま歩き疲れたこの廃墟をまたどこへ行こう
そう僕らは未だ大人になれず彷徨ってまた間違って
こんな悲しみと痛みさえどうせ手放せないのならば
全部この手で抱きしめては情動遊ばせて笑えるさ

さあ呪われたまま笑い疲れたこの現世をまたどこへ行こう
もう息も続かない喉も震えない失ってまた躊躇って
「嫌い」を吊るしあげ帰りの会どうせ負けてしまうのならば
弱いまま逃げてしまえたらいい消して消えない灯りの先へ

シクシク存在証明感動や絶望に泣いて歌う
迷走エスオーエスの向こうに救命はないのを知っていたって
精々生きていこうとしたいんだ運命も偶然も必要ない
遊ぼうぜ明けぬ夜でも火を焚いて今
そんなそんな歌を歌う

さあ笑われたまま願い疲れたこの隘路をまたどこへ行こう
どうにも日々は無常頓智気やれば非道貶されてまた傷ついて
死球を見逃したアンパイアどうせ公正じゃないのならば
僕はせめて味方でありたい信じられないならそれでもいい

ドクドク精神胎動欠乏も飽満も見過ごして
劣等身体もう維持限界散々呪いを受け取ったって
精々生きていこうとしたいんだ慢心も謙遜も必要ない
許したいんだ消せぬ過去から這い出すような
そんなそんな痛みを
痛みで眠れないまま彷徨い歩く僕らは
死にながら生きるような姿をしていた
思うように愛せないこの世界で生きる為
血まみれのまま泥沼の中
僕らは願いまた歩いて行こうとする

シクシク存在証明感動や絶望に泣いて歌う
迷走エスオーエスの向こうに救命はないのを知っていたって
精々生きていこうとしたいんだ運命も偶然も必要ない
遊ぼうぜ明けぬ夜でも火を焚いて今
そんなそんな歌を歌う