Aimer
誰か、海を。 (Dare ka, Umi wo.)
[Aimer「誰か、海を。」歌詞]

[Verse 1]
誰か海を撒いてはくれないか
ぼくの頭上に
沈んでゆく魚と太陽を
浴びたいのだ

[Pre-Chorus]
あざやかな未知
躓いて消える魔法
プレパラート越しに見える
ひび割れた空

[Chorus]
廃墟の屋上に
辿り着く綿毛の
囁きをかこむ
ぼくらはうた
灰色の地上に
飾られたひかりの
轟きを纏う
ぼくらは花束
毟られた翼を

[Verse 2]
ことば
ふきかえす息もなく
艶やかに散る
海鳥
満ち引きの真ん中に
嘘つきの星
またたき
導いては突き放し
船を漕ぐ
[Pre-Chorus]
真夜中の海
残響の潮風と
燃えさかる世界に
頬をうずめ

[Chorus]
ひしめく声たちの
うずまきのただなか
手をつなぎ針の雨をくぐるの
暮れてく絶景に
おちてく逆さまの
陽炎とあそび
時間と踊るの

[Chorus]
廃墟の屋上に
辿り着く綿毛の
囁きをかこむ
ぼくらはうた
灰色の地上に
飾られたひかりの
轟きを纏う
ぼくらは花束

[Chorus]
廃墟の屋上に
囁きをかこむ
ぼくらはうた
灰色の地上に
ひかりの轟きを纏う
花束
廃墟の屋上に
[Outro]
誰か海を撒いてはくれないか
ぼくらの天井に