梶浦由記 (Yuki Kajiura)
​from the edge
悲しみに 囚われたくはない
俯いた場所に 涙を落として行きたくない

運命を振り解いて
走り出せるはずなんだ
願いは叶うはずなんだ
叩き潰せ 昨日の葛藤

Cry for the future from the edge of darkness

向かい風を乗取って 嵐の先は見えなくたって
もう道は選べない 勝ち残れ
迷いはいつも愛情と光を 秤にかける
さあ 立ち上がるんだ もう一度

今、君はその刃を
何処へ振り下ろす?

優しさと馴れ合いたくはない
手が届いたって掬えるものはそんな多くない

足を前に動かすんだ
陽のあたる場所にきっと
たどり着けるはずなんだ
笑い合えるはずなんだ
僕らは進む、闇を砕いて
Cry for the future from the edge of darkness

何を叫び泣いたって
淀んだ世界の嘆きに染まる
もう帰れない愛の春
記憶が吹雪に凍る
なくしたものは、ねえ、戻らないんだ、何一つ

投げ捨てたいと思っていた弱さだって
君の手を離さない、最後の楔になっていた

Cry for the future from the edge of darkness

走り続けるんだって
嵐の先は見えなくたって
もう道は選べない、勝ち残れ
迷いは君の感情に自由と言う痛みをくれる
さあ、立ち上がるんだ、何度でも

今、君が行く大地に
雪は降り積もる
ただ白い未来